石破茂氏のブログでの発言が波紋を呼んでますよね。特定秘密保護、法案を巡って、成立反対を叫んでデモに参加している人たちに対して「テロリズムとなんら変わらない」という旨の書き込みをしていたということが明らかになって、その後、訂正に応じましたが、自分たちにとって都合の悪いことには、威力を使って黙らせようという魂胆が見え見えです。もし石破氏のブログでの発言どおりなら、こういう批判的な記事をブログで書き込みをしている私もテロリストになってしまうんでしょうね。何故国民の賛同が得られないのか。それは、特定秘密とされる範囲があまりにも広すぎて、外交・防衛に関するあらゆる情報が秘密扱いされて、国民には何一つ情報が伝わらないという結果になるんじゃないかということを危惧しているからです。防衛に関する情報には気象情報など、生活に密接にかかわりのある情報も含まれます。先の大戦では相手国に情報が漏れるといって、天気図も新聞に掲載されなかったということをご存知でしょうか。そういうことにだってつながりかねない危険性がある法案なんです。戦時中は治安維持法により、多くの情報が隠されて、国民には何一つ正確な情報が伝えられなかったのは歴史で習ったとおりであり、その結果どんなことになったかは歴史が物語っています。