sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

懲りないですねぇ

 今日の新聞に、まったく懲りてないというか、学習能力があるのか?何考えてんじゃ?と思わず思ってしまうような記事が社会面に掲載されてました。
 福岡市の職員の飲酒不祥事が後を絶たないそうで、この4日間で逮捕者が3人目だそうです。
 2日に逮捕されたのは福岡市立城西中学校教諭で、福岡市南区若久1丁目、革の伸治容疑者(50)福岡南署の発表では、2日午前2:20分ごろ、同区の県道で、免停中に酒気帯びでバイクを運転した疑いがあるということです。呼気からは基準値の4倍のアルコールが検出され「自宅で麦焼酎を3~4杯飲んで、酒を買いに出かけた」と容疑を認めているようです。川野容疑者は速度超過などで10月末から60日間の免停中だったそうです。免停中に運転した場合は免許取り消しとなるみたいですね。
 
また、福岡県教委は2日、飲酒運転で物損事故を起こし、道交法違反の罪で在宅起訴された教職員課の長野悟主任主事(33)を懲戒免職にしたと発表しました。今年度の県教委の懲戒処分は7人目で飲酒運転絡みが4人。今回の件も含めて3人が免職処分となったそうです。総務課によると、長野主任主事は10月15日午後11過ぎ、酒を飲んで車を運転し、北九州市八幡西区則松6丁目の県道脇の民家などの壁に衝突。呼気1ℓあたり、0,5mgのアルコールが検出されたそうです。
 
 このような不祥事に対して福岡市の高島市長は、相次いで逮捕された市職員や教員の3人のうち、二人がアルコール依存症だったと説明しました。
 市は飲酒に絡む不祥事が昨年、相次いだことを受けて一ヶ月間の禁酒令を発令。処分を厳罰化しました。高島市長はこれらの取り組みを挙げ、「それ以降の事案は、精神疾患とかアルコール中毒と深く関わりがある」と述べたそうです。
 市等によると、川野容疑者はアルコール依存症治療のため休職中で、2004年から休職を繰り返していたそうです。
 11月末に放火の容疑で逮捕された市環境局の高田京容疑者(56)もこの夏はアルコール依存症などで自宅療養していたそうです。
 また、昨年度に病気休職を取った市職員は206人。このうち139人が精神疾患で、うち、8人がアルコール依存症だったそうです。こうしたことから市長は、アルコール依存症に関する専門的トレーニングをする部署の設置の検討や、サポート体制の検証をする必要を強調したようです。
 特定医療法人豊司新門司病院の桜井医師は、運転させないことで仕事の機会を失ったり、通院できなかったりして、かえって酒を飲んでしまう面もあると指摘しています。NPO法人「ASK」(アルコール薬物問題全国市民協会)の今成知美代表は「依存症は個人の正確や人間性に起因しないという正しい知識を首位が持つべきだ。本人が助けを求めやすくなり、早期治療が可能になる」と話しています。
 
 
でも、これだけ不祥事が続くと、正直またかという思いを抱かざるを得ないのは私だけでしょうか。福岡市で起きた幼い子供3人が飲酒運転の車に追突されて失われた事故を忘れたわけじゃないでしょう。東名高速で飲酒運転のトラックに追突された乗用車が炎上し、車内に取り残されてしまった幼い姉妹が焼死した悲しい事件を忘れたわけじゃないでしょう。アルコール依存症ならきちんと完治するまで、専門スタッフがいるところにいかせるべきですし、被害者にとって加害者がアルコール依存症だからとかはまったく関係のない話です。アルコール依存症の人間が車を運転する場合は、誰かを付き添わせるべきだと思います。酒を飲んだあとハンドルを握ろうとしている人に問いたいです。福岡市で起こったあの事件を忘れたんですか?と