sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

アイソン彗星、まもなく近日点通過

 太陽まで187万キロに接近し、明るい彗星になると期待されているアイソン彗星。日本時間の11月29日未明に太陽に最接近します。太陽から187万キロというと、地球で言えば、大気圏を通過していくようなもので、この最接近によって、この彗星の運命がどうなるのか、太陽に接近しすぎて蒸発してしまうのか、何とか生き残ることができるのか、天文学者はもとより、天文ファンの大きな注目を集めています。もし、無事に近日点を通過して、再びその姿を現すことになると、明け方東の空低く見えてきます。夜明け前直前に姿を現すので、東の空が広く見渡せるところでないと観測はできないので、東の方角に遮蔽物がないところで観測してみてください。
 長い尾をたなびかせて夜空を横切っていく彗星。私が見た彗星でよく記憶に残っているものとして、有名なハレー彗星や、百武彗星・へール・ボップ彗星があります。どれも明るく輝いて、肉眼でもその姿を見ることができました。また、肉眼で見えたわけではないですが、歴史的な彗星として、木星に激突したシューメーカー・レビー第9彗星があります。木星に激突したときは大きな痕跡が残り、激突のときのエネルギーが凄まじかったことを物語る記録として、今も天体写真などでよく見かけます。
 さて今回のアイソン彗星。何しろ太陽表面すれすれのところを通過するものですから、どうなるかまったく予測がつきません。無事に太陽から離れることができたら、12月入って最初の土日くらいには明け方東の空に見えるでしょう。無事に近日点通過するように祈っておこうと思います。私もその姿を見たいですからね。