今回のお気に入りミュージックは、THE ALFEEが1985年に発売したアルバムTHE BEST SONGSです。このアルバムには孤独のHEROというロック色の強い音楽よりも、心の鍵やマンハッタンレイン・至上の愛などのバラード色のほうが強い作品で、静かに雨が降り注ぐ夜が似合う感じが私自身はします。
このアルバムには恋人達のペイヴメントや霧のソフィア・シンデレラは眠れないといったシングルカットされた曲も収録されており、80年代のGSを聴いていた人には懐かしさを感じさせるアルバムかもしれないですね。また、このアルバムには悲しき墓標という彼らの親友がバイク事故で亡くなったことを基にした曲も収録されています。このアルバムの中でのお勧めの曲は、シングルカットされた曲以外だと至上の愛・北のホテル・悲しき墓標・A LAST SONGがお勧めです。至上の愛・北のホテル・A LAST SONGは静かなバラードで、悲しき墓標は親友を失った悲しみを振り払うかのようにロック色が前面に出された曲で、激しいロックのリズムに合わせて悲しい歌詞が書き連ねられています。
このアルバムが発売された1985年というと、私は13歳。ちょうど音楽に興味を持ち始めた頃で、ロックというジャンルにはじめてであったところです。懐かしい曲が多く収録されています。
