sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

景気判断、全地域上向き・景気は本当に良くなっているのでしょうか?

 今日の新聞の一面に日銀の景気判断全地域上向きとの見出しが大きく載っています。記事によると、全国各地の景気の現状をまとめた「地域経済報告」を発表。昨年末からの円安・株高効果で全国9地域すべての景気判断が一月から上方修正されたそうです。全地域で上方修正は昨年7月以来3四半期ぶりだそうです。
 
円安で輸出が増える自動車を中心に生産が回復しており、7地域で生産の判断を引き上げたそうです。
 業種別では、自動車関連が東海や中国など5地域で「持ち直している」、鉄鋼も4地域が「持ち直しに転じている」とされ、生産が増えているようです。国際競争力が低下している電機業界は「弱めの動き」とされた地域が多かったようです。
 消費も堅調に推移しているようです。東海と九州・沖縄で「持ち直し」とされたほか、関東甲信越など5地域で「底堅い」「横ばい圏内」とされたそうです。株高で資産が増えた富裕層が百貨店での買い物を増やしているそうで、「腕時計・バックなどの高額商品の売れ行きが急に伸びた」地域もあるそうです。
 雇用・所得動向も、北陸と関東甲信越以外の7地域が判断を引き上げたそうです。
 
このように景気は好転しているように見えますが、サラリーマンとしてはまだまだ景気回復の実感がありませんね。私の会社でも確かに仕事が忙しくなりつつありますが、それで、 新たに従業員を雇うようなことは今のところないですし、新入社員の人員もリーマンショック以降少ない状態が続いています。そして、会社は経営環境が厳しいといってベースアップの要求にはハナからこたえようとしませんし、組合のほうもベースアップの要求自体行ってません。景気回復を実感しているのは一部の富裕層や大株主くらいなものなのではないでしょうか。そして、今の株高がバブル経済にならないか、日本に今の株高に見合った経済的な実力があるのか疑問を感じる私です。
 ちなみに私が住んでいる中国地方の景気を天気予報で表すと、曇りのち晴れだそうです。まぁ、曇りのち雨よりはましって言うところでしょうか。みなさん、本当に景気が回復している実感てあります景気が回復していると感じる時ってどんな時ですか