JR北海道の経営改善計画

　少し前、JR北海道の経営改善計画案が記事に掲載されていました。まずはドル箱路線の一つとなっている千歳空港への輸送についてでありますが、現在運用されている721系と733系電車について、733系電車に統一して、定員数を増やして、1列車当たりの輸送力を向上させるほか、運転本数を1時間あたり、現在の4本から5本に増やす。そして7両編成化に向けての設備投資を行うほか、日本ハムファイターズの本拠地の北広島市への移転に伴い、北広島駅の改修と、新駅の設置を検討するといった具体案が示されていたほか、1994年から営業運転についている281系気動車を261系に置き換えて、メンテナンスの簡素化を図るなどといったことが書かれていました。このほか、2両編成のワンマン運転に対応した電車を導入することも決まったようです。これはおそらく函館本線の岩見沢以北や室蘭本線の室蘭から苫小牧の電化区間での運用に就くのではないかと思いますが、このほかにもう一つ考えてもいいのではないかと思うのが、快速エアポートの白石停車。白石に停車させると岩見沢方面からのアクセス向上にもつながり、利用促進につながるのではないかと思います。それか、札幌止まりのエアポートを札幌で折り返す形で江別や岩見沢まで運転してもよさそうな気がします。何はともあれ、廃止が決定している札沼線の北海道医療大学以北以外に、これ以上廃止になる路線が出ないことを願いつつ、経営が安定することを願う私です