sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

私の人生回顧録統一教会編


 私の職場では、残業がなくなり、2009年正月連休明けからは、夜勤もなくなるということが発表されてからは、職場の中にも重苦しい雰囲気が漂ってました。職場を去っていく人、他の職場に転籍する人、職場に残る人。いろいろある中で、12月の初めには、職場の解散式も兼ねた忘年会が開かれました。このような状況下で忘年会を開くというのもどうかという気もしましたが、せめて忘年会では、明るく笑って、職場を去る人、転籍する人を送り出そうということで行われましたが、やはり普段とは違って、どことなく重苦しい雰囲気が漂う忘年会となりました。
 そんな中で私の唯一の心のよりどころだったのが、子供たちの存在でした。子供たちはいつも明るく、私が仕事を終えて帰宅すると「お父さんお帰り〜」と言って出迎えてくれましたし、子供たちと遊んでいる時間は、世の中の重苦しい雰囲気も忘れさせてくれるような、そんな時間でした。まだ、子供たちに世の中の経済情勢を理解するのは無理なので、子供たちは、私が早く帰宅するのが嬉しくてたまらなかったようです。
 そして、正月連休に入り、ボーナスはカットされ、給料も大幅にダウンしたので、どこかに出かけるということもままならなくなり、子供たちとは、紙と鉛筆を使ってできる遊びや、私の両親のところに遊びに行くくらいしかできなかったんですが、それでも子供たちは、文句ひとつ言わずにいてくれました。
 両親は、リーマンショックの後、私の会社が経営不振に陥っていることを危惧しており、私は夜勤操業もなくなるということを話すと「それであんたたちはやっていけるんかね。智子が統一教会にあれだけの金を使い込んで、預貯金はあるんかね」と言っていました。統一教会のことがあって以降、キャッシュカードとクレジットカードは、すべて私が取り上げていて、元嫁が自由に使える金はなく、100万単位の預金が銀行にはあったので、しばらくはその預金を取り崩して生活するほかない。と、そういったことを話したように思います。
 そして節約のためと取り組んだのが、ガソリンの給油は、価格が平日よりも安くなる休日に満タンに給油すること。食料品は割引セールが始まる時間帯を狙っていくこと・成長期にある子どもの衣類を買うときは、必ずチラシを見て、必要なものをリストアップして、必要意外なものは一切買わないことなどを徹底するようにしました。こうして、大きな不安を抱えたまま、2009年がスタートしたのでした。

※次回からは離婚調停編へと移行します。統一教会の影響で家庭が崩壊した後、どの様に離婚に向かっていったかを書いていこうと思います。