近藤容疑者は逮捕当時、「自分にはどんな病気も治せる力がある」などと主張。地検は半年間留置し、責任能力を調べていました。
起訴状によりますと、近藤容疑者は昨年4月、男児の両親がインスリンを投与しなくても治療できると信じていることに乗じ、死亡する恐れがあると知りながらインスリンを投与せずに放置、男児を糖尿病による衰弱で死亡させたとされています。
栃木県警によりますと、男児の母親が、知人の近藤容疑者に病状を相談。近藤容疑者は「腹の中に死神がいるからインスリンでは治療できない」などといい、代わりに体を触ったり、呪文を唱えたりしていたということです。
このニュース、私の息子の障害を利用されて、統一教会に多額の現金をだまし取られた経験から言わせてもらうと、あらゆる病気を治せる万能な人間なんていません。こんな奴らは人の弱みを握って、人を騙し、欺き、そして、生活をめちゃくちゃに破壊するのがおちです。この男児も、きちんとインスリン投与を受けていたら助かったかもしれません。両親がインスリンを投与しなくても助かると信じていたということですが、この親も大馬鹿です。自分の息子が弱っていくのを、見ていてわからなかったのでしょうか。この親も殺人をしたのと一緒ですよ。
こういうような、『自分はあらゆる病気を治せる』などと言い放つような奴らは、明らかに間違いなく詐欺師です。詐欺師の言うことを聞いて、健康になったり、病気が快復したりするはずがありません。何故なら科学的・医学的な知識も経験もないわけですから。絶対にこんな奴らの言うことは信じるべきではありません。