今、リオデジャネイロオリンピックの競泳種目の代表選考会が行われていますが、男子平泳ぎでアテネ・北京オリンピックで2大会連続2種目2連覇の偉業を成し遂げた北島康介選手が、この選考会で100メートル・200メートルともに派遣標準タイムをクリアーすることができずに、オリンピック代表を逃し、現役を引退することを発表しました。
北島選手はシドニーオリンピックからロンドンオリンピックまで4大会連続で出場し、アテネ・北京での金メダルのほか、ロンドンでは、個人種目ではメダルを逃しましたが、400メートルメドレーリレーで銀メダルを獲得する活躍を見せました。
アテネオリンピックでの優勝インタビューで「チョー気持ちいい」という言葉は流行語にもなりましたよね。
昨日のインタビューでは『これで、真剣勝負は最後。自信をもって次のステージに行きます」と言い残して現役生活にピリオドを打ちました。
今後はジュニア世代の育成などに力を注ぐのでしょうか。今後は指導者としてぜひプールに帰ってきてほしいですね。そして第2第3の北島康介を育ててほしいなと思います。
競泳界の中で、彼が残した実績は輝かしいものがあります。引退はさみしいものがありますが、今後の活躍に期待するとともに、心から「お疲れさま」と言ってあげたいと思います。
