息子の幼稚園での様子を中心にここしばらく書き続けてきましたが、その息子が幼稚園を卒園する日のことを書き記そうと思います。元嫁と、私が書き込みをしています。
3月11日
明日で3年間の園での生活が終わります。たくさんの感謝の気持ちをもって卒園させていただきます。年長になって本当に成長の姿が見られましたK先生の温かさや補助の先生の優しさ、子供さんとの触れ合い、いろいろ忘れられません。卒園できることに本当に不快感者であります。先生方にはお体を大切にされて、かわいいお子さんのためにいつまでもお元気でいらしてくださいませ。
本当にありがとうございました。小学校に入学しますが、見守っていただけると幸せます。
私の書き込みですが
もう早いもので、明日が幼稚園最後も最後になったんですね。この前不安と期待の入り混じった気持ちで幼稚園に初登園した気がしますが、その間にいろんなことがあって、私たちも皆さんと一緒に成長していくことができました。
ただ、私は仕事があるいじょう、どうしても息子や次男にかかわってあげられることができなくて、仕事と子育て、子供と触れ合う時間の両立が難しく、悩んだ時期もありますが、これからもなるべく子供たちと一緒の時間を過ごせるようにできればと思っています。
最後に幼稚園の先生方、保護者の皆さま、幼稚園のお友達。息子にいろいろしてくださってありがとうございました。これから小学校に入学しても、よろしくお願いいたします。
と書いています。幼稚園を卒園するという息子の人生で初めての大きな節目を迎えた日ですが、この日は私の両親や熊毛の両親まで来てもらって、息子の卒園を盛大に祝いました。幼稚園での貴重な3年間がなかったら、息子は今のような成長をしてなかったと思います。息子を初めて受け入れていただいたとき、幼稚園側も自閉症について知っている先生がいなくて、試行錯誤の繰り返しだったと思います。息子を受け入れると決められてから、大学などで講演会があるというときは、必ず幼稚園の先生がどなたか一人は参加されて、熱心の障害児教育に取り組んでおられましたし、息子を受け持っていただいた先生も、健常児と息子を差別することなく、いけないことをしたときはその場で叱っていただいて、息子に言い聞かせてくれてました。幼稚園を卒園するときに、講堂での卒園式が終わった後、教室に戻って担任の先生が卒園する園児みんなの名前を呼んで、一番最後に息子の名前を呼んで「K君はこの幼稚園で障害児教育を始めたパイオニアです。K君は私にとってのスーパースターです」と言ってくださいました。モンスターペアレントとして恐れられていた元嫁は別として、息子は幼稚園でみんなから愛されていたんだなぁって思いました。
そして幼稚園最後の先生が私たちにあてた連絡帳の返事ですが
3月13日
ご卒園おめでとうございます。
本当にあっという間の1年でした。K君の卒園、うれしくもあり淋しくもあり、複雑な心境です。K君のおかげさまで私たちも様々なことを学ばせていただき、また、泣いたり笑ったり、たくさんの思い出ができました。
力不足のため、何かとご迷惑をおかけしたことと思いますが、おかげさまで無事に1年を過ごすことができ、何よりうれしく思いますお世話になり本当にありがとうございました。K君たちに対するご両親の温かい、一生懸命な姿勢には本当に頭が下がり、学ばせていただく点が多々ありました。
小学校に行かれても、心豊かな”YFamilyの絆”で一歩ずつ前進されてください。応援しています。K君の成長を楽しみにしながら…。
今後ともよろしくお願いいたします。
また、昨日は絵本をありがとうございました。みんなで大切に読ませていただきます。温かいお心遣いに感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。合掌
と書かれていました。幼稚園の時の先生や、小学校の障害児教室を受け持っていただいた先生とは今もお付き合いをさせていただいていて、息子のドラムの発表会があるときは、ぜひ見に行かせてくださいとか言われて、懐かしい先生方と一緒に、息子が演奏するドラムを聴いたりしています。これからもお世話になった先生方とはいいお付き合いができたらいいなぁ。そう思う私です。