sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

私の人生回顧録結婚生活編

 祖母が亡くなって、お通夜が終わった夜、祭壇の前で祖母と過す最後の夜を迎えた私達。線香やロウソクに火が灯されて、祖母の顔をそっと見ながら、私は夜勤明けだったということもあり、すぐに就寝。元嫁は子供を寝かしつけたあと、ずっとおきていたので、『すぐに寝ろ』といい、私の母や熊毛の母も『火の番はせんでいいから早く寝なさい』」と何度も言っていたんですが『私は大丈夫です。皆さんのほうこそ早く眠ってください』と言うので、『あまり遅くまでおきてるんじゃないよ』そういって寝たそうです。そして翌日の、葬儀・告別式には大阪から父の親戚も集まってきて、久しぶりに両方の親戚が顔をそろえることになりました。そして出棺を迎えて、火葬場まで、私も一緒に行きました。みんなで遺骨を拾い集めて骨壷に遺骨を納めて、帰ってきて、みんなで食事。無事に祖母を送り出すことが出来てよかったと思った私です。祖母は老衰で亡くなったんですが、病気になって苦しい思いをせずになくなったのがせめてもの救いだったような、そんな気がします。
 そして、帰りの車中で元嫁が言った言葉が
『あんな役立たずなババァ、さっさと死んでよかった。あんなのがいつまでも生きていたら迷惑じゃから』
と言う信じられない言葉。祖母を失って悲しみのそこに沈んでいる私に対して、なんでそのようなことを言うのか?そう思った私は
『なんだと~そうだったら、テメーのクソじじいはどうなんだよ。テメーのクソじじいは完全に遊び人じゃねーか。』
といったんですが、そこから売り言葉に買い言葉。
『あんたねぇ、私は一睡もせずにずっと火の番をしてたんよ。あんたの母親は一体なんなのよ。人に火の番を押し付けて、自分達はさっさと寝てから。お姉さんもズルイヨネ。私にしんどい役目をおしつけておいてさっさと寝るんじゃから。』
『誰もテメーに火の番をしろなんて一言も言ってねーじゃん。テメーが勝手にしたことじゃろうが。それで文句を言うんじゃねーぞ』
『あんたねぇ、お通夜の時に火を絶やしちゃいけんて言うのを知らんの?常識がないんじゃね。』
『誰も別に火を絶やしたって文句はいわねぇよ。そんなんで一々文句を言われたら、こっちはたまったもんじゃねぇわ。それにな、テメーがさっき言った『あんな役立たず、さっさと死んでよかった』と言う言葉、そっくりそのまま俺の両親と、熊毛の両親に伝えておいてやるわ。まぁどれだけどやされるか、覚悟しておけよ』
そして、家について私の両親と熊毛の両親にもと嫁が言った事をそのまま伝えておきました。
 翌日、私の両親の家に行くことになっていたので、嫌がる元嫁を無理やり連れて行って、両親の家に着くと案の定思いっきりどやされてました。母の怒りを買って『ふざけるなぁ』と怒られてました。

私の祖母は、貧しい生活の中でも、7人の子供を産み、二人の幼い子供と死に別れて、その悲しみや辛い思いを口には出さずに、一生懸命田畑を耕し、残った5人の娘を育てあげた働き者でした。そんな祖母に対して、あんな役立たずと言うのは、いくら亡くなって故人になったとはいえ、祖母に対して無礼極まりない言葉だと思います。私は祖母がどれだけ苦労をして子供を育ててきたか良く知っているから、元嫁の言った言葉は絶対に許さない。そう思った私です。まぁ、今度元嫁が年老いて亡くなる時に子ども達から同じようなことを言われるんでしょうね。