昨日の昼前に突如噴火した、長野県と岐阜県にまたがる御嶽山。映像を見る限りではかなりの噴煙が上がって、軽石も飛んだようですね。今は紅葉シーズンで、紅葉を見に御嶽山を登っていた方も多いのではないかと思います。中には火口近くにおられた方もいるようですが、下山してきた人の話ではあっという間に火山灰に覆われて周りが真っ暗になって身動きが取れなかったようです。そして火砕流も発生した可能性があるとかいわれていますが、本当に突然だったので、巻き込まれた人はなすすべもなかったのではないでしょうか。
この噴火では多数の死傷者が出ています。30人の人が心配停止常態だという報道もありますし、火山灰に埋もれて身動きが取れなくなっている人もいるという報道もあります。今後の噴火活動については要注意が必要だと思います。
今回の噴火について専門家は詳細な調査をしないとわからないとしながらも、地下水が熱せられて膨張し、噴火する水蒸気爆発が起こったのではないかと見ています。今の所マグマの上昇を示す兆候は見当たらないそうで、今後火山活動が沈静化するのかどうか、注視して行くということだそうです。
そういえば最近は小笠原諸島にある西ノ島付近で海底火山が噴火し、流れ出た溶岩流が西ノ島とくっついて新たに西ノ島新島が出来るなど、日本国内での火山活動が活発になってきて射る様な気がします。火山大国である日本。いつどこで噴火が起きてもおかしくないということを頭の中に入れておかなければいけないのかもしれませんね。
