次男が生まれて半年が過ぎてハイハイするようになってから、下に物を置かないように、大事なものはすべて高いところに上げておいて、次男の悪戯防止を図っていた私たち。たった一つ見落としていたものがありました。それは、私が独身時代買い集めたCDで、テレビ台下の引き出しにしまっておいたんですが、これはかなり重量があったのでいくらなんでも次男の力ではあけることはできないだろうと思い、鍵もかけずにそのままおいていたんですが、赤ちゃんの力って意外と強いんですね。どうやってあけたのかは知りませんが、CDの入っている引き出しを引っ張り出して、ケースの中に入っているCDを取り出して、バーンバーンと床に叩きつけて遊んでいたようです。それを見かけた元嫁が、慌てて止めさせたそうなんですが、残念ながら何枚かのCDが再生不能な状態になっていました。その中には特に私のお気に入りの杉山清貴さんのCDもあって、ガックリ来たことがあったんですが、まずは割れたケースなどで次男が怪我をしなかったのでよかったです。同じ親から生まれた兄弟でも悪戯でもすることは違うんですね。息子の場合は元嫁の化粧品をぐちゃぐちゃにしたり、元嫁の服にマジックで落書きをしたりと、どちらかといえば元嫁のほうが被害にあっていたんですが、次男の場合は私のものを壊すケースが多かったですね。
そのようなことがあってからCDは引き出しごと次男の手の届かない、高いところにしまってそれからCDに悪戯することはなくなったんですが、CDに悪戯することがなくなったかと思えば、次はビデオデッキの中に入れたままにしておいたビデオテープを引っ張り出して、あとで見ようと思っていたテレビ番組が見られなかったりと、まぁ、この頃の次男は悪戯をする小悪魔のような感じでした。でも、やっぱりかわいいから許せるんでしょうね。壊されたCDは中古のCDショップをあちこち駆け回って再びそろえることができたのでよかったです。
