sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

私の人生回顧録結婚生活編

 元嫁が妊娠して、次に生まれてくる子供の名前もこれと決まって、次に私たちの間でどうするか話し合いになったのが、当時私は勤続10周年の休暇を控えており、その休暇をいつとるかということでした。そして、産婦人科でおなかの中の子供がいつ安定期に入るのか妊産婦検診で尋ねたところ、7月に入ってからということだったので、そのp時に休暇をとることにしました。
 その一方で、息子の幼稚園の入園準備もあり、バタバタしていましたが、これだけはきちんと済ませておこうと思っていたのが、幼稚園の園服を着せての記念撮影。写真スタジオの予約も取ってあったので、指定された時間に園服を持って撮影開始。このときは私の母も誘って一緒に写してもらいました。息子には「今から写真を写しに行くよ」と手短に伝えて、「お店の人がおしまいと言ったら終わるけえね。」と分りやすく説明をしておきました。そして、撮影の間、息子はカメラマンとアシスタントの方の言うようにきちんとポーズをとってかっこよく写してもらうことができました。そして最後は私たちと母が揃った集合写真を写してもらって、写真スタジオを後にして、確かこのあとお昼を一緒に食べたんじゃなかったかと思います。
 そして迎えた入園式の日。息子にとって、大勢の人の前に出るというのは初めてのことだったので、いつもと違う様子に緊張をしていた様子が見ていてはっきりと伺えました。幼稚園の園長先生は、「もし、息子さんが落ち着きをなくされるようなことがあったら、そのときは無理強いさせるのもかわいそうなので、教員のほうでお話をさせていただいた上で対応を取ろうと思いますが、どうされますか?」と入園式前の打ち合わせで尋ねてこられたので、私は「先生方にお任せいたします。」と言って、息子のことについて先生方を信用して、お任せすることにしました。ただ、私たちも「これから幼稚園にいって、入園式に出るよ。先生が終わりといったらおしまいじゃけえね」と息子に伝えて、式に臨んだんですが、息子もいつしか緊張もほぐれたのか、落ち着いて最後まで入園式に臨むことができました。
 そして入園式が終わって、各教室に移動して、子供を紹介する時間になり、私が息子のことについて紹介しました。そして息子が抱えている可能性が高い自閉症という障害についても、できるだけわかりやすく、私が知っている限りのことを保護者にも伝えました。元嫁は息子の障害について言いたくないという考えだったんですが、「いずれみんなに分ること。卒園するまで隠し通せるものじゃない。それに幼稚園を卒園しても、そのあとの小学校・中学校とずっと付き合っていくことになる子供たちに隠そうとすることじたい無理がある。だったら早いうちにみんなには知っておいてもらったほうがいい」そう言って、担任の先生に少し時間を取ってもらって息子のことを洗いざらい話しました。保護者の中には自閉症という言葉をはじめて聞く人もいたり、自閉症という感じから、心を閉ざした暗い感じのする障害というイメージを持った人まで様々でしたが、とにかく、息子には障害がある可能性が高いということだけでもみんなに知ってもらえただけでもよかったと思います。
 私としては息子の幼稚園での初めての集団生活が、楽しく、有意義なものになってくれたらいいなとそう願っていました。そしてただ願うだけではなく、幼稚園とどのようにかかわっていったら息子がみんなとうまく過ごせていけるか、そう考えていた私です。