幼稚園での一件があって、私は元嫁に対して改めて夫婦で話し合う必要があると思い、息子を私の実家に預けて、夫婦で話し合いの場を設けました。元嫁が幼稚園の先生に対して言ったこと・やったことがどれだけ大勢の人に迷惑をかけているか、これから息子を育てていく上で、何をしなければいけないのか、何をやってはいけないのか、そういったことを話しました。まず幼稚園の先生にたいして行ったことは、相手の人格を傷つけ、一生消えない心の傷を負わせたこと。それに対してどのように責任を取るのか。私は常日頃から厳しく・口すっぱく繰り返し注意していたのが「自分が言ったこと・やったことに対して生じた結果には責任を取るように。責任を取れるかどうか考えたら自分が今言おうとしていること・自分が今やろうとしていることが本当に大切なことなことか、やらなくてはならないことなのか・言わなければいけないことなのか、冷静に判断できるだろう」そう言うことを言ってきました。それを踏まえて「お前は幼稚園の先生にたいしてどう責任をとるつもりか?」と聞くと、「私も言いすぎたから素直に謝る」そう言ってました。そして、自ら電話の受話器をとって幼稚園に電話をして謝罪の言葉を述べていました。しかし先生の心はすっかり自信をなくされてしまっていたようで、その後退職されたそうです。そして、私は続けて「お前は自分が思ったことを全部口に出してしゃべってしまわないと気が済まんのじゃろうけど、お前の言ったことで今までどれだけの人が傷ついてきたと思うか?お前は自分が思ったことを全部口に出してすっきりするじゃろうけど、言われたほうはどれだけ苦虫をつぶすような、どれだけ腸が煮えくり返るような思いを今までしてきたかわかるか?これから息子が大きくなって、外との接触がこれから増えてくるときにお前がそんなんじゃったら息子が困るぞ。たぶん、今回の件で市内の幼稚園全部にお前は要注意人物としてマークされるじゃろう。これから息子が幼稚園に入って社会生活の基礎を身につけて行かんといけん時に、どこの幼稚園も受け入れてくれんかったらどうするよ。息子はただでさえ自閉症というハンディーを抱えていて、幼稚園に入るのが難しいかもしれないのに、親であるお前が息子の首を絞めるようなことをしてどうするんか。もっと落ち着け。」そう言うようなことを言って聞かせた記憶があります。こんな子供に対して説教するようなことをいい年した大人に言わなければならないと思うと実に情けなかったです。