sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

北海道南西沖地震から20年

先日は、北海道南西沖地震が発生して20年目の節目の日でした。特に被害の大きかった奥尻島は、大津波で大きな被害を受けて、たくさんの方が亡くなったり、行方不明になったりしました。この地震は夜に発生したということもあって、避難が遅れてしまったというkんじが私はします。そして過疎・高齢化が進んだ地域を襲ったため、被害を拡大させてしまったのではないかと思います。今はニュースで見る限りでは復興を遂げたように思えますが、被災された方の中には大きな心の傷を負った人や、大切な人や、思い出の品々を失ってしまった方も大勢いらっしゃると思います。そのことを思うと心が痛みますね。
 
 この地震が発生した当時、私は北海道への旅行を計画しており、本州と北海道を結ぶ青函トンネルも不通になっていたため、どうしようか迷ったのですが、幸い連休前までに鉄道が復旧したため、無事に北海道にわたることができたんですが、北海道の噴火湾沿いを走る函館本線の車窓からも津波で押し寄せてきたと思われるたくさんの流木等の漂着物が海岸線にたくさん残ってました。そして、北海道旅行のすべてを消化して、本州に入るまえに長万部の駅の近くのコンビニで、南西沖地震の募金を行っていたので、お店の人に、「これ、困っている人のために使ってください」と言って、1万円を手渡しで渡してきました。お店の人は大変喜んで、「それじゃ、ありがたく使わせていただきます」といって募金箱の中に入れてくださいました。
 
もうあれから20年たつのかと思うと早いな~。という気がします。先日のテレビのニュースで、もっとも大きな被害を出した奥尻島の人から、東日本大震災の被災地に向けてメッセージを話している人がいました。「奥尻島も大きな被害を受けましたが、20年でこのように復興しました。東日本大震災の被災地のかたがたも必ず復興すると信じて頑張ってください」そう、お互い信じあう心が復興を後押しするんじゃないかと思います。私も、この盆連休で東北を旅して、少しでも被災地の復興の役に立てれば幸いだと思っています。そして、子供たちに、テレビなどのニュースや学校の教科書では教えきれない、現実を一緒に見て、子供たちが何かを少しでも感じ取ってくれたらと思っています。
 次男は夏休みの自由研究で東北の歴史や風土・文化などを発表することにしたそうで、津波地震のことについてもぜひ取り入れてほしいな。私はそう思っています。