sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

今日の新聞生活面の記事

 今日の新聞の生活面に、特集記事で「なぜ自殺 知って予防を」ということが書かれてました。自殺者が15年ぶりに3万人を下回ったとはいえ、依然深刻なこの問題ですが、実相に迫ろうとNPO法人や専門家が「自殺実態白書」をまとめたそうです。
 白書を2月末に恋表したのは公表した自殺対策に取り組む「ライフリンク」。精神科医や弁護士と協力し、5年かけて523人の遺族から聞き取り調査を行ったそうです。その目的はどんな支えがあればいきる道を選べたのかを明らかにするためだそうです。調査結果はライフリンクのホームページで見ることができるそうです。
 調査の結果1人平均、3,9個の要因を抱えていることが分かったそうです。半数の人が「うつ病」で、ほかに「身体疾患」「職場の人間関係」「家族間の不和」「多重債務」「生活苦」「事業不振」などが上位を占めたそうです。
 自営業者の場合、事業不振をきっかけに多重債務に陥り、うつ病を発症し、自殺に追い込まれるというパターンがあったそうです。
 サラリーマンの場合、配置転換から深刻な過労・人間関係の悩みを抱えるケースが多かったそうです。
 要因が生じたときから自殺までの期間も自営業者で2年・正規雇用者で4年・主婦で8,3年だそうです。「傾向を分析することで、職業などの属性に応じて、どの時点でどんな対応をとればいいかが見える」そうです。
 自殺のサインがあったかという問いに対しておよそ6割の人がそう思うと答えていましたが、それを自殺のサインと感じた人は1割だったそうです。SOSを発したつもりでも周りがキャッチできていないという実態が浮かび上がってきています。
 
 今日の記事では」自殺が心配される人への接し方についても記述されています。
①判断・批判せずに悩みを聞く
責めたり、弱い人だと決め付けない・弱さや怠惰から来るのではない事を理解する
②安心・情報を与える
弱さや性格の問題ではなく、医療や生活支援の必要な状態であること、決して珍しい状態ではないことを伝える
③サポートを得られるように勧める
医療機関や関係機関への相談を進めてみる・一方的に説得するのではなく、」相手の気持ちを踏まえて「抱えている問題を専門家に相談してみませんか」などと提案する。
 
こういった対応が求められるそうです。
 私も思い返せば学校で経験した非常極まりないいじめや会社での人間関係など家族以外の人間関係の悩みや元嫁との不協和音・元嫁が宗教に狂ったことが原因による生活苦・それに伴って発症したうつ病など一歩間違えたら自殺していた可能性が高かった状態にあったんだなとこの記事を読んで痛感しました。今はこうして毎日を過ごすことができてますが、それも、家族の勧めできちんと精神科を受診することが出来たからだろうとおもいます。ただ、ここで気をつけてほしいのは、専門家に相談してみるときに宗教団体や、占い鑑定などのところに相談しに行っても何にも解決にならないということです。彼らは人の弱みに付け込んで金儲けをたくらんでいるようなやつなので、かえって事態を悪化させてしまいます。少なくとも元嫁が息子の障害のことで助けを求めた統一教会は息子の抱えた障害を金儲けの道具として使ってましたから。相談に行くのは公的機関が設けた相談窓口や専門治療を開設している病院にきちんといくことが大切です。
 
 私もいじめが原因で過去に自殺しかけたことがあります。それを思いとどまらせたのは家族や先生・友達の存在でした。ただ、そばにいてくれるだけでありがたかった。そういった信頼できる人が自殺を考えている人のそばにいるだけでも精神的にずいぶんと違ってくると思います。みんなで自殺を真剣に考えてみませんか。