sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

福島原発の除染土川に不法投棄

 今日の新聞で、福島原発事故の事故で除染処理で出た除染土を川へ不法投棄していると言うことが報道されてました。元請ゼネコンの現場監督が指示した例もあるそうで環境省は契約違反に当ると見て調査を開始したそうです。
 環境省が元請と契約した作業ルールでは、剥ぎ取った土や落ち葉はすべて袋に入れて回収し、飛散しないように管理しなければならず、住宅の屋根や壁は手でふき取るかブラシでこする。高圧洗浄機は汚染水が飛び散る恐れがあるため雨どいなどごく一部でしか認めていない。戦場に使った水は回収する決まりになっているそうです。しかし、作業員からは「作業ルールどおりやればとても終わらない」と言う声も相次いでいるとのことです。田村市で働いていた作業員は11月16・17日、下請けのリーダーから落ち葉や土を熊手で皮に書き落とすように指示されたと証言しているほか、12月14日には下請けのリーダー自らが川岸にたまった落ち葉を足で蹴って川に落とす場面も撮影されているようです。これに対してゼネコン大手の鹿島は事実関係を調査中と話しているそうです。飯館村では12月18日、駐車場の高圧洗浄で使った水が側溝に流れ、)川に流れ込んでいく様子を撮影。大成建設は「確認中」と言うコメントを出しています。
 除染作業中に土や枝葉を捨てる行為は契約違反にとどまらず放射性物質による環境汚染への対処に関する特別措置法が禁じる廃棄物の冬季に触れる可能性があるそうで、環境省は「重大な問題」として各ゼネコンから事情を聞く方針だそうです。
 こういった大きな事故のあとの処理では、必ずといっていいくらいこのような手抜きとか違法な方法がとられていると言う実態が明らかになることが多いですが、これらの企業に責任者には危機感と言うのが欠如しているのだろうと思います。現場周辺に住む住民の方からすればとんでもない話だと思いますが、どうしてこのような不祥事と言うか、いい加減な事例があとを絶たないのでしょうか。人間過去の教訓から学んで成長していくものだと思いますが、これらのゼネコン各社に任せていたら原発周辺の復旧作業が進むどころか停滞してしまうのではないかと思います。まぁ、このようなことが繰り返し起こるということは、学習能力がないのか、それとも自分には関係名と思っているのか。なんとも情けない話ですね。住民の方々も怒り心頭ではないかと思います。