アテネ・北京・ロンドンとオリンピック3連覇し、世界選手権でも13連覇の偉業を達成した女子レスリングの吉田沙保里選手が現役を引退することを今日発表しました。霊長類最強とも呼ばれ、電光石火の様な高速タックルは吉田選手の最大の武器でしたよね。リオデジャネイロオリンピックでは銀メダルでしたが、それまで、オリンピック・世界選手権合わせて16連覇はすごいと思います。体格の大きな外国人選手にも臆することなく果敢に攻めてポイントを奪う姿は、本当に観ているものにも勇気を与えてくれました。
ここ最近は実戦から遠ざかっていて、東京オリンピックに向けた代表選考まで半年を切った状態で、なかなか本領を発揮することも難しくなっていたのかもしれません。あと、昨年問題になった女子レスリングでのパワハラ問題も少なからず影響を与えたのかもしれませんね。
もう、彼女がマットの上で躍動する姿は見られなくなりますが、今後は後進の育成に力を阻止で暮れるものと思います。レスリング王国を次の世代に引き継いでいってくれたら嬉しいですね。今まで長い間、本当にお疲れ様でした。今後のご活躍を期待しています。
