暑さが日増しに増している昨今。夜は夕涼みがてら、夜空を見上げてみるのもいいかなぁと思う私です。この夏の夜空はさそり座のアンタレスや、こと座のベガ、わし座のアルタイル、白鳥座のデネブが一等星として目を引いていますが、そこに今、宵の明星・明けの明星として知られる金星が、西の空に明るく輝いていますし、東の空では地球に大接近中の火星が赤く輝いているのが目を引きます。
火星は2年2か月ごとに地球に接近し、火星の近日点が地球のちょうど6月ごろに位置するところにあるため、6月から7月ごろに地球が火星を追い抜くと、大接近という現象が見られます。この時はマイナス2等星から3等星くらいの明るさになるので、一目で火星だと分かるようになります。
今日は飲み会なので、カメラを抱えて写すのは無理ですが、明日の夜、カメラを持ち出して写してみようと思います。赤い火星がくっきりと写せればいいんですけどね。
