sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

大阪府寝屋川市の事件

 同居する長女、柿元愛理さん(33)の遺体を大阪府寝屋川市の自宅に放置したとして、大阪府警は23日、父親の泰孝(55)、母親の由加里両容疑者(53)を死体遺棄の疑いで逮捕しました。府警は25日、愛理さんは体重がおよそ19㌔で極端に痩せ細っていたことを明らかにしました。身長は145センチだったそうです。
 司法解剖の結果、死因は栄養失調状態で寒い環境に置かれた凍死と判明しました。愛理さんは十数年間、2畳の部屋に監禁されていたとみられ、府警は殺人容疑などを視野に調べる方針です。
 捜査1課によると、両容疑者は愛理さんが16~17歳の頃に精神疾患を患ったと説明。暴れるなどしたため、二重扉で内側からは開けられない部屋で生活させていたということです。水分は、部屋の外から引き入れられたチューブと通じて補給していたそうです。

※2畳に布団、トイレのみ

 愛理さんが死亡直前、身動きがとれないほど衰弱していたことが26日、捜査関係者への取材で明らかになりました。泰孝・由加里両容疑者は23日未明、「娘が18日に死んだ」と府警寝屋川署に自首。死亡直後に知らせなかった理由について、両容疑者は「亡くなった娘と一緒にいたかった」と話しているそうです。
 自宅は平屋3棟が連なった形で、真ん中の建物内に間仕切りした2畳の部屋を作り、その中に愛理さんを十数年間監禁していたということです。両容疑者は「娘に精神疾患があり、暴れたりするので16~17歳の時から部屋の中で療養させていた」と説明。部屋に窓はなく、布団と簡易トイレがあるだけだったそうです。
 両容疑者は「食事は最近、一日一食だった」と供述しています。背中には床ずれの痕があり、胃に内容物はなかったということです。皮下脂肪はほとんどなく、死亡直前は食事も自力で取れなかったとみられています。
 両容疑者は防犯カメラを設置して室内の様子を確認、スピーカー等の機器を通じて愛理さんとやり取りしていたということです。衰弱していたことは把握していましたが、病院に連れて行くなどの措置はとられていませんでした。

 昨日の筒井歩夢ちゃんの虐待死と言い、この事件と言い、どうして、自分の子供を殺すことが出来るんでしょうか。精神疾患があるんだったら、何故専門の相談機関に相談したり、病院に措置入院させるなどの措置を取らなかったんでしょうか。暖房もなく、一日中暗い部屋の中で十数年にわたって監禁された生活を送らされた上に、食事も満足に与えず衰弱死させておきながら、亡くなった後、「亡くなった娘と一緒にいたかった」って、何考えてるんでしょうね。恐らく服装もそんなに着替えさせてもらってなかったでしょうし、入浴も満足にさせてもらえてなかったでしょう。簡単に言ってしまえば育児放棄(ネグレクト)に該当するのではないかと思います。内側からは外に出られないようにして、防犯カメラで監視をしているというのは、異様な光景だっただろうと思います。

 普通に生きていれば、結婚して子供がいてもおかしくない年齢です。精神疾患があるからと言って、自分の娘の将来を奪った罪は大きいと思います。