sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

違法性はないが不適切…舛添知事

 東京都の舛添知事の政治資金の不適切な支出に関する記者会見が、今日の午後4時から行われました。以下はNHKのニュースの全文です。

東京都の舛添知事は政治資金などを巡る一連の問題で、弁護士による調査結果を公表するため、記者会見を開き、この中で、調査に当たった弁護士は、違法性はないものの、宿泊費や美術品などの購入費の中に趣味や家族のためとみられてもやむを得ない不適切な支出があったなどと指摘しました。

記者会見は午後4時から始まり、はじめに舛添知事は「政治資金で指摘を受けて多くの方にご心配をかけお詫び申し上げます。多数の苦情が電話で寄せられていて、多大なご迷惑をかけ、お詫び申し上げます。」と述べ、改めて陳謝しました。

そのうえで、調査に当たった佐々木善三弁護士らが調査結果を説明し、舛添知事が関係する政治団体の支出について、政治資金の使途に制限はないため、いずれの支出も違法性はないとしつつも、一部に不適切な支出などがあったと指摘しました。

この中では、19件の宿泊費のうち、新たに、4年前に栃木県日光市のホテルに支払った8万円余りと、6年前に山口県下関市のホテルに支払った7万円余りなど、4県合わせて43万円余りについて、主な目的は家族旅行と解釈するのが合理的だなどとして適切ではないとしています。

また、2年前と3年前の正月に家族と宿泊した千葉県内のホテルで開いたとする会議については、『相談相手である元新聞記者の出版社社長と、それぞれ数時間と1時間程度面談していた」などとしていますが、「全体としてみれば家族旅行と判断するほかない」などとしてこれらも不適切だったとしています。

また、これまでに明らかになっている者も含めて14件の飲食費合わせて33万円余りについて、私的な飲食だったなどとして是正を求めています。

さらに、インターネットのオークションなどを通じて多数の美術品などを購入していたことについては、「政治活動とかかわりがないとは言えない」としたうえで、『あまりにも多すぎ、合計金額も多すぎる。趣味的色彩が強く、違法ではないものの、政治資金の支出としては不適切だったというほかない」と指摘しました。

舛添知事は「公私の区別を明確にして信頼を取り戻すべく都政の運営に努めていきたい。信用できないという厳しい批判を受けていることは十分承知していて、けじめをつけたい」と述べ、宿泊費や飲食費については個人資産から返金し、慈善団体に寄付したい考えを述べました。

公私混同も甚だしいですね…。この記者会見を見て、都民の方々は納得されたのかどうか…。という気がします。恐らく大多数の都民が納得していないでしょう。家族旅行の代金を政治資金から支出するなんてありえない話です。家族で旅行に行くんだったら自分の金で行けよって思いますね。多くの美術品をネットオークションで購入していたっていうのも、言語道断です。ネットオークションは、落札者が出るまで、どんどん価格が上昇していくわけで、おそらく、私たちが思っている以上の金額が使われていると思います。そんな、公私の区別がつかない人物が一行政府のトップの座にあるなんて信じられないです。
 舛添氏は続投に意欲を見せているようですが、こんなの、スポーツの世界で言えばレッドカード・一発退場ですよ。即刻辞任してもらいたいです。