アメリカのオバマ大統領が、原爆を投下したアメリカの現職大統領として、初めて被爆地広島を訪れることが、正式に決定しました。オバマ大統領は、かねてから被爆地への訪問に強い意欲を見せており、今月26・27日に行われる伊勢志摩サミットの閉会後に、安倍総理とともに広島を訪れることになったものです。アメリカの現職の大統領が訪れることに、被爆地からは歓迎の声が上がっています。一方でアメリカ側は、謝罪の意図はないとしていますが、私はオバマ大統領が謝罪の意を表すかどうかではなく、実際に広島に足を運んで、1945年8月6日、午前8:15分に何が起こったのか、大統領自身の目でつぶさに見てほしいと思います。そして大統領自身が感じたことを、大統領自身の言葉で話してほしいと思います。