昨日の午後3：30分ごろに東京メトロ半蔵門線の九段下駅で起きた、ベビーカーを挟んだまま電車が発車してしまった事故。一つ間違えば大惨事につながる事案だとして、国土交通省から再発防止策を講じるように命じられましたが、この事故、まずお母さんと子供二人が電車に乗って、お父さんが空のベビーカーを押して電車内に入ろうとしたところ、ドアーが閉まって、そのまま発車して、お母さんが非常停止ボタンを押したにもかかわらず、車掌は非常停止の措置をとらずに、そのまま電車を走らせて、次の駅でお母さんのもとに駆け付けてけがなどないことを確認した後、7つ先の駅まで乗務したということですが、電車の乗務員は非常停止ボタンが押されたら、まずは電車を停めるということを徹底してもらいたいです。
このベビーカーには幸い子供が乗っていなかったためにけが人が出ずに済んでいましたが、子供が乗ったまま走り続けていたら死者が出ているところでした。そして電車を利用する側も、子供が乗っていない場合は、ベビーカーをたたむなどの自衛策をとる必要があるのではないでしょうか。大きな事故が起こってからでは遅いんです。こういったインシデントに対して、早め早めの対策を打つように願いたいものです。
