sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

教師の誤った指導による自殺相次ぐ

 広島県府中町の緑ヶ丘中学校3年生だった男子生徒が、やってもいな万引きで推薦を受けることができずに自殺した問題。専門家によると、教師の誤った指導によって生徒を死に追いやるケースが相次いでいるそうです。

「指導死」親の会(東京都)の代表世話人で、教師の綾又指導により次男が自殺した大貫隆志さん(59)びよると、「指導死」とは、教員らによる不適切な言動や暴力行為といったパワーハラスメントで子供が死に追い詰められることを指すそうです。しかし、生徒指導で子供が自殺に至るほど心に深い傷を負うことはあまり知られていないということです。

 教育評論家の武田ちさ子さんがまとめた統計によると、教員の指導が原因で児童生徒が自殺したとみられる事案(未遂も含む)は1989年以降61件で、うち、間違った事実に基づいて生徒を責めるなどした『冤罪型』も10件あるそうです。

札幌市内の道立高校では昨年10月、3年生の男子生徒が同級生の携帯電話を盗んだとの疑いをかけられ、教諭に事情を聞かれるうちに疾走して遺体で見つかったそうです。生徒は「盗んでいない」と同級生にメールをしていたそうです。

 2009年には、福岡市内の中学1年生の男子生徒が、同級生の上履きを隠したとして担任から1時間以上問い詰められて、悩んで自殺したそうです。母親には『否定したのに何を言っても信じてもらえない』と話していたそうです。

 大貫さんは「言い分を聞いてもらえず、人格を否定されたり、長時間攻められたりするケースが多い。今回は「冤罪型」に当てはまるといい、府中町教委が設置する第三者委員会には『情報管理の在り方だけでなく、進路指導で教師が具体的にどのような対応をとったか明らかにしてほしい』と求めています。

誤った進路指導で生徒が自殺に追い込まれる…。私も、まだ次男が中学2年生で、今年は進路を決める重要な年であるだけに、とても他人事とは思えません。もし次男がやってもいないことで疑いをかけられ、だれにも相談できずに、このような結末を迎えたら…。とおもうと、やりきれない思いを感じます。広島の事件は万引きはやっていないということが分かっていたのに、進路指導の記録からは削除されることなく、そのまま放置されて、このような最悪な結果を招いてしまっただけに、進路指導は、より慎重であってほしいと思います。何しろ、進路指導は子供たちの大事な未来を決める重要なステップですからね。このような、誤った進路指導で児童生徒たちの未来が奪われ、このような悲しい事件に発展するようなことだけは絶対にあってほしくないです。