私の人生回顧録統一教会編

　元嫁が私の母に買わせようとした印鑑。母は何も買わずにそれで終わったんですが、元嫁は怒り心頭。その理由は「私がせっかくみんなの運勢がよくなればいいと思ってやってるのに、なんであんたのお母さんは耳を貸そうともしないのよ」というものでした。私はあきれて「そんなくだらん物を買ってみんなが幸せになれるんじゃったら、だれも苦労なんかするか。お前、まさか本当にあれで幸せになれると思ってるんじゃなかろうな」というと、「みんなが買ってよかったって言ってるんよ。」というので、馬鹿らしく思えた私が『あんな印鑑を買って何が幸せになるよ。それにな、お前風水とか、姓名判断でその人の運命が決まるとか言ってたけど、そんなことで運命が決められてたまるか。運命というのは、自分で切り開いていくもんじゃ」しかし元嫁も食い下がります「だって私たちがシエロに行き始めて息子も随分と成長したじゃん。シエロの吉岡さんや岡村さんの言うことをきちんと聞いたからじゃろ。」というので「馬鹿かお前は。あいつらが一体何をしてくれたんか。息子が成長したのは、息子自身の頑張りと、幼稚園や小学校の子供たち、それに先生や周りの人、俺の家族や次男の支えがあったからじゃろうが。あいつらは何も息子に対してしてくれてないわ。」というような不毛な言い争いになって、結局は元嫁が怒りを周りにぶちまけるという形で終わりました。それにしても、あんな奴のおかげで息子が成長できたって言っている元嫁、本当に今でもそう思っているのでしょうか。私は今でも元嫁が統一教会との縁を断ち切っていないと思っています。洗脳というのは、そう簡単には解けるものではないですからね。結局のところ、自分はこういう生き方をしたいっていうような、強い信念を持っていなかったから、簡単に統一教会の洗脳に染まってしまったんだろうと思います。