2001年10月22日、次男は元気に産声を上げてこの世に生を受けました。そして今日で14歳になりました。この14年間、次男にもいろいろとありました。なかでも、親の事情とはいえ、離婚ということは、次男にはしなくてもいい苦労や辛い思いをさせてしまいました。父親がいなくなってずいぶんと淋しい思いもさせたと思います。
私は次男とは8年2か月しか一緒にいてやることができなくて、次男に対して申し訳ない思いをずっと抱えて今に至っています。でも、次男は私の前では悲しい顔やつらそうな顔一つ見せずに元気に学校に通って、バレーの練習に打ち込んでいるようです。そして今はセッターとしてレギュラーを獲得して、毎日頑張っています。そんな次男に対して私がしてやれることといえば、経済的に苦しい思いをしなくても済むように、毎月の養育費をきちんと振り込むことと、次男の話をあったときに真摯に聞いてやるくらいです。
今度次男が大きくなって成人して、一緒に酒を飲めるようになったときに、離婚の真相を私の口からきちんと伝えようと思います。そのころには次男も大人の事情も理解してくれると思います。「たまにはオヤジと酒でも飲みに行くか」そういってもらえるように、私もいいおやじでいなければいけませんね。次男が成人するのを楽しみに、私も頑張ろうと思います。
