sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

校内暴力の低年齢化

 暴力行為などの低年齢化が鮮明になった文科省の問題行動調査。
 各地から寄せられた回答の中には「小1に何度も蹴られ、教師が通院」「登校中に注意された児童が通行人に暴行」などの考えられないような事例が報告されています。低学年を中心に件数が増加しており、学校の教育現場では対応に苦慮している実態が浮かび上がってきています。
 発生件数が最も多かった大阪。府教委の担当者は「家庭環境が影響し、規範意識に乏しい子供や自分の感情を抑えきれない子供が増えている」と分析しています。生徒指導担当の増員など、中学で行ている対策が小学校のも必要かもしれないとし、「問題ある子供に、迅速かつじっくりと対応する人の確保が重要だ」と話しています。
 大阪府高槻市教委は「コミュニケーションが苦手な子が問題を起こしやすい」として、友人関係の状況や学習意欲などを測る心理テストや、人を傷つけない話し方を学ぶ講座などを指導に活用しているそうです。問題行動を繰り返す児童へのサポートチーム設置なども進めており、発生件数は減少傾向にあるそうです。

小学校の低学年の子供が暴力…一昔前では考えられないようなことが、教育現場で起こっているんですね。これはあくまでも個人的な見解ですが、小学校低学年の保護者というと30代前半前後ですよね。この世代はよく「キレる」という言葉で言い表されてきた世代です。何か気に食わないことがあると、暴力に訴えて、物を壊してみたり、人にけがを負わせてみたりといった事件が続発したころに思春期を過ごした世代です。その「キレやすい」人物が大人になって子供が生まれて、その子が学校に通うようになると、その子供もキレやすいのかなぁと思った次第です。
 以前は学級崩壊ということが問題になっていましたが、最近あまり聞かなくなったなと思っていたら、今度は小学校低学年の校内暴力。日本の教育現場はいったいどこに向かおうとしているんでしょうか。親も、自分の子供に対して、暴力は絶対にやってはいけないことなんだと繰り返し教えていく必要がありそうですね。言っても聞かないのであれば、実際に自分の子供に痛みを教えることも必要なのかなぁと思います。