sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

2014~2015冬の四国・関西旅行12月31日パート1

 冬の四国と関西を鉄道で巡る旅、2014年大晦日は大阪から大阪環状線経由で今宮で関西本線に乗り換えて、JR難波から関西本線をひたすら東に向って、亀山に出た後、亀山から松坂まで紀勢本線に乗って、松坂から一部区間平成23年の豪雨災害により普通になっていて、バス代行輸送を行なっている名松線に乗って、伊勢奥津まで出たあと、松坂に戻って、紀勢本線に乗って亀山に出た後、柘植から草津線に乗り換えて京都を目指すというコースです。ちょっと関西アリアからははずれますが、せっかく関西まで来たので、もう少し足を伸ばしてJR東海エリアにも行ってきました。
 朝の6時前に起床して、大阪駅に向う私達。さすがに大都会大阪を代表する大阪駅も、この朝早い時間で、しかも冬休み期間中と言うこともあってか、思ったよりも静かな感じでした。
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晦日の早朝の大阪駅はこんな感じでした。思ったより人手が少なかったですね。
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そして、新型車の導入により、早晩姿を消すことになる201系。この車輌も、老朽化が進んでいるのでしょうね。大赤環状線から、国鉄型車輌が消える日も近いのかもしれません。
今宮で乗り換えた関西本線の電車は221系でした。221系電車も乗るのはずいぶんと久しぶりで、2011年夏に大和路快速に乗って以来です。6:59分発の加茂行は、平日は快速列車として運転されるんですが、休日ダイヤとなっているため、各駅にとまって行くので、13分ほどの早発となっています。
 JR難波を発車すると、次第に夜が明けて薄明の中を走って、大阪南の主要ターミナル天王寺に到着。ここから次第に混み始めて、大晦日の大阪もようやく本格的に動き出したようです。
 大阪と奈良の府県境を超えると、峡谷のようになった大和川を何回か渡って、奈良盆地に入り、奈良を過ぎて京都府に入り、木津に到着。木津は関西本線片町線奈良線が接続する交通の要衝で、駅の規模はかなりでかいです。関西本線は奈良を過ぎると北上していた進路をここで東に向きを変えて加茂に到着。ここまでが電化区間で、ここから先、亀山までは非電化区間で、120系気動車がほぼ1時間ごとに走るローカル線と化します。ここから先では大阪湾にそそぐ木津川のきれいな眺めを車窓から眺めることができます。
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加茂から大河原にかけて写した木津川の流れ。美しい風景が広がっていました。
 この関西本線、昔は名古屋と大阪を結ぶ関西鉄道と言う私鉄によって開業した路線です。官設の東海道本線近鉄線(当時の参宮鉄道)と旅客の激しい獲得競争を行なったこち尾は、あまりにも有名な話ですが、関西鉄道が国有化された後は、長らくローカル線として扱われていました。このうち、名古屋から亀山までは電化や電車の増発によって、幹線鉄道としての機能が強化されており、大阪口も加茂までがベッドタウンと化しているため運転本数の増発などが行なわれていますが、中間部分の亀山から加茂までは、完全なローカル線です。
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月ヶ瀬口の駅名標。このあたりは京都府三重県の県境に位置しており、利用客も少ないところです。
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関西本線の難所として知られた加太越えの区間です。昔は中在家信号所と言う信号所での列車の行き違いもあったんですが、今では使われなくなったようです。この中在家信号所はスイッチバックで有名だったんですけどねぇ。こうして山間部を走りぬけた関西本線の列車は9:36分定刻に亀山に到着しました。