俳優の高倉健さんが今月10日に悪性リンパ腫のため83歳で亡くなられました。寡黙で実直な役柄が多かった高倉さん。一番印象に残った作品といえば、私は鉄道員（ぽっぽや）でしょうか。北海道の廃線が決まったローカル線の駅長役を演じていましたが、廃線当日になってもいつもと変わらず最後まで乗客を見送る姿に、日本の男気がこめられていた様な気がします。
高倉さんは東映の第2期ニューフェイスとしてデビューし、1956年、映画「電光空手打ち」「流星空手打ち」で主演を勤め、61年「花と嵐とギャング｣無鉄砲なチンピラ役を演じて注目を浴びて、65年に「網走番外地」シリーズは、本人が歌う主題歌と共に大ヒットしたそうです。
高倉健さんを一言で言うと、男として格好いい・シブイと言う印象があります。日本人俳優の中でも一番日本人らしい俳優さんだったのではないかと思います。これでまた昭和の時代を彩ったスターが逝ってしまいましたね。久しぶりにぽっぽやを見てみたいな。そう思う私です。
長い間お疲れ様でした。ゆっくりと休まれてください。ご冥福をお祈りいたします。
