sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

精神科医少女の入院を提案・佐世保女子高生殺害事件

 長崎県佐世保市の県立高校1年生の女子高生が同級生に殺害された事件で、殺人容疑で逮捕された同級生の少女(16)を診察した精神科医が、少女を入院させるよう少女の父親(53)に勧めていたことが3日、関係者への取材で明らかになりました。しかし、少女は入院せず、マンションで一人暮らしを続けたということだそうです。
 精神科医は6月10日、件の児童相談所に電話で、少女について「放っておけば人を殺しかねない」と連絡。児童相談所は、児童福祉法に基づく助言をしました。関係者によると、その後精神科医は複数回、父親と面談。警察や家庭裁判所へ連絡するよう父親に忠告しました。さらに少女の入院も提案したそうです。
 一方父親の代理人の弁護士は3日、少女が一人暮らしをしたきっかけは、少女が金属バットで父親を殴った出来事だったと明らかにしました。3月2日父親が実家で寝ているところを金属バットで殴りかかり、「死にかねない状態」だったということだそうです。
 父親はその後、少女を二つの精神科病院に通わせて治療を受けさせましたが、医師から「同じ屋根の下で生活すると命の危険がある」と告げられ、医師と相談し、4月から少女を一人暮らしさせたそうです。
 
代理人弁護士は3日、父親の謝罪文を発表。父親は「複数の病院の助言に従い、最大限のことをしてきたが、私の力が及ばず、事件が発生したことは誠に残念」記しています。
 地と矢が少女に一人暮らしをさせたことについて、代理人の弁護士は「間違いだったと思う」と自信の見解を示す一方、「父親が放置したと言うことはない」と説明しています。
 
容疑少女の父親の謝罪文
今回、私の娘が起こした事件により、何の落ち度もないお嬢様が被害者と成られたことについてはお詫びの言葉さえ見つかりません。
 人生の喜びや幸せを経験する時間を奪われかえらぬ人となったお嬢様の苦しみと無念さ、お嬢様を愛しみ、育てられたご両親様およびご親族様が受けた衝撃と悲しみの深さを深慮し、胸が張り裂ける気持ちで一杯です。事件後、その思いが頭を離れることは1秒たりともありません。本当に申し訳ございませんでした。
 また、この事件により、社会に多大なるご不安・ご迷惑をおかけし、捜査当局その他関係各位にご面倒をおかけしていることを深くお詫びいたします
 未だご遺族様へ直接の謝罪が出来ていない段階で、社会に対して私の心情を申し上げることについては逡巡しておりました。しかし、本件が社会的反響の多い大事件であることを重く受け止め、事件から1週間が経過せんとする時点で、加害少年の父親として、今後ご遺族様に対して、せめて同義的な責任を直視した対応をさせていただく決意であります旨、私の心情を披瀝させて戴きます。
 今は、私自身生きる自信を喪失しかけておりますが、私の命を持ってお詫びしても償うことは出来ないものと捉え、特にご遺族様に対しては、その後心情に配慮しつつ、適切な時期・方法等、私の力の及ぶ限り誠意ある対応をして行く所存です
 複数の病院の助言に従いながら、私たちで出来る最大限のことをしてまいりましたが、私の力が及ばず、事件が発生したことについては、誠に残念でなりません。
 どんな理由・原因があるにせよ娘の行った行為は、決して許されるべきものではありません。本件については本当に申し訳ございませんでした。重ねてお詫び申し上げます
 
こう書き記されています。でもここで私が疑問に思うのが、最大限のことをしてきた・意思の助言に従ったということですが、自分自身が金属バットで殴りかかられて、死にそうな目にあっておきながら、なぜ警察に通報しなかったのか。警察に事件として立憲してもらっていたら今回の事件は起きなかったのではないかという点、それと、精神科医が入院を勧めたと言うことですが、なぜ精神科病棟に入院させなかったのでしょう。精神科病棟に入院して適切な治療を施しておけば、事件は防げたのかもしれません。たぶん容疑者の少女の父親も一生懸命自分の娘と向き合ってきたんだろうと思いますが、何が足りなかったのか、考える必要があるように思います。そして未だに解らないのが、何が少女をこのような猟奇的な事件に駆り立てたのか。その真相がはっきりしないと言う点です。人を殺すにはそれなりの理由があると思うんですが、なぜなかのよかった友達の命を奪ったのか、これはたぶん彼女自身にもはっきりとした答えが見つかっていないのかな?という感じがする私です。