長野オリンピックで颯爽とオリンピックデビューをして以来、日本の女子フリースタイルスキーモーグルを引っ張ってきた第一人者である上村愛子選手が正式に現役引退を表明しましたね。長野オリンピックで7位入賞を果たし、その後ソルトレークシティー・トリノ・バンクーバー・ソチと5大会連続でオリンピックに出場し、いずれの大会でも入賞を果たすなど長い間、常に日本のモーグル界ではトップの座にあり続けた上村選手。現役最後bの大会は水曜日に行われた全日本選手権でしたが、貫禄の優勝で、有終の美を飾りましたね。
ソチオリンピックが終わった後、現役を引退するのかなぁと思っていましたが、いざ、本人の口から引退宣言が出されると、やっぱり寂しい感じがしますね。
私が彼女のインタビューで印象に残っているのが、バンクーバー大会での「なんでこう一段一段なんだろう」というのと、ソチオリンピックでの試合後の「すべてを出してやりきった」と言うことです。できればオリンピックでメダルを獲得してほしかったなという思いはしますが、上村選手の今までの頑張りと笑顔に、私からは何も差し上げられませんが、心から拍手を送りたいです。
本当に今まで長い間お疲れ様でした。今後はご主人の皆川賢太郎さんとしばらくゆっくり温泉にでも浸かってのんびりして、若手の育成に力を入れてほしいなと思います。そして上村選手の愛弟子がオリンピックの表彰台に立つことをお祈りしたいと思います。
今まで感動をありがとうございました。
