今日の新聞の一面に、暴力団組員の実名公開アクセス急増という記事が載っていました。逮捕した暴力団員の実名を4道県警でホームページで公開しているそうで、福岡県警が最初に始めて、3道県警が続いたそうです。福岡県警のホームページではアクセスが急増。発表しても、報道されないケースもあり、暴力団排除を目指す企業が、取引先に組員らが入っていないか確認するために活用しているようです。公表しているのは他に北海道・岡山・山口の各道県警。実名のほかに逮捕された日時や容疑の内容も明らかにされているそうです。掲載期間は一週間だそうです。
福岡県警は、暴力団への利益供与を禁じた2010年4月にはじめたそうです。逮捕・発表した組員に限り、公表する期間も限定すれば、故人情報保護の観点から問題ないと判断。弁護士や法学者などでつくる県の個人情報保護審議会でも了承を得たそうです。
福岡県警へのアクセス件数は、取り組みを始めた10年は29114件だったそうですが、11年は66836件・12年は114278件・13年は178199件と増加を続け、4年で4倍になったそうです。