この前の日曜日の未明にクアラルンプール国際空港を離陸した北京行きの国際便。離陸からおよそ50分後、レーダーから機影が消えて、その後行方が分らないまま三日が過ぎました。機影が消えた現場海域の周辺では、ベトナム軍が発見したオイルと見られるものが海面に漂っており、この現場海域を中心に捜索が行われていますが、未だに発見されておらず、謎につつまれたままです。
この飛行機には盗まれたパスポートを使って、盗まれた本人に成りすまして登場した人物が二人いることが分っており、テロの可能性も取りざたされています。一体この飛行機の中で何が起こったのか、まったくわかりません。緊急を要するものは一切発信されていないということで、管制官も何があったのかわからないということだそうです。ただ、データの解析から、クアラルンプールに引き返そうとしていた可能性があると報道されており、緊急信号を発するまもなく、緊急に引き返せなければならない事態が起こっていたのでしょうか。一刻も早い機体の発見が待たれるところです。
