sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

東日本大震災からまもなく3年

2011年3月11日午後2:46分、東日本を襲ったマグニチュード9.0の巨大地震。そしてその地震によって発生した最大波高40メートルの巨大津波。この未曾有の災害によって、東北沿岸から関東地方にかけての太平洋沿岸一体は壊滅的な被害を受けて、今もその爪あとは各地に残されたままになっています。この大災害から見えてきたこと。それは昔から言われている、天災は忘れた頃にやってくると言う言葉。東北沿岸では過去に何度も大きな津波に襲われて、各地にここまで津波が到達したという石碑などが各地に残っていたそうです。しかし、何十年と大きな津波や自信がやってこないとなるとしだいにそのきおくは風化して行き、安全だと思いたい心理も働いたのでしょう、大きな被害を出す結果となってしまいました。
 この事実を考えたとき、決して私たちは、この記憶を忘れてはいけないということを改めて痛感させられました。そのためには何が必要なのか、しっかり皆が考えていく必要があるのではないかと思います。
 この東に本題震災、私の住む山口県は直接被害を受けたわけではありませんが、決して他人事・対岸の火事として捉えてはいけないと思います。山口県でも今後30年以内に70%の確率で発生すると言われている、南海トラフ巨大地震。この地震が発生すると、県内でも最大震度6・最大5メートル前後の津波が押し寄せるといわれています。もし息子が学校に行っている間、そして私が仕事中に発生したらどのように逃げるのかという問題があります。そう、息子の通っている学校や、私が仕事をしている職場の周りには、津波から逃れるために高台がないのです。また耐震化も遅れており、校舎が倒壊するなどしたら大きな被害が出ることが予想されます。また私たちの職場では可燃性のものをたくさん扱っているため、大規模な火災が発生する可能性もあります。避難訓練などを行っていますが、外に出たらそこから先はどうするのかという指針は示されていませんん。地震が発生し、津波が押し寄せてきていることが分ったときどうするのか、具体的に決めて避難マニュアルを整備して、生徒や従業員に周知徹底させていおく必要があると思う私です。東日本大震災で犠牲になられたかたがたの思いを無駄にしないためにも、今生きている私たちが、出きる限りのことをしなければ・・・。改めてそう感じました。