今月の6日に開幕し、数々の熱戦を繰り広げてきたロシアで行われたソチオリンピック。今日が最終日で、このあと日本時間の24日午前1：14分から閉会式が行われます。
今回は、開催直前になって自爆テロ事件が相次ぎ、無事に行われるか心配な面もありましたが、無事に閉会式を迎えられるようですね。
この大会では、数々の名勝負が繰り広げられましたが、私が印象に残ったのは、女子フリースタイルモーグルの上村愛子選手のすべて自分の力を出し切ったという笑顔と、全力で果敢に滑ったときのこと、スノーボードハーフパイプで数々の何度の高い技を決めて銀メダルと銅メダルを獲得した平野選手と平岡選手の演技。ヨーロッパからレジェンドと呼ばれて、日本のオリンピック選手史上最高齢メダリストとなった葛西選手のジャンプ。スノーボードパラレル大回転で銀メダルを獲得した竹内選手の果敢なすべり。羽生選手の優雅で迫力のあるフィギュアスケートの演技。そして、ショートで大きく出遅れながらも、優雅に、今出せる自分のすべてを出し切った演技を見せてくれた浅田選手のスケート、スキーハーフパイプで銅メダルを獲得した小野塚選手の華麗な演技。メダルを獲得したシーンはやはり印象に残っていますね。
今回のオリンピックの印象としては、雪上競技での健闘が目立ったのと、ティーンエージャーの活躍が印象に残った大会だったなと思います。、メダルを獲得した平野選手や平岡選手・羽生選手などはまだ10代ですし、スノーボードスロープスタイルの角野選手やスキージャンプの高梨選手もこれからの期待を抱かせる選手だと思います。
逆に氷上競技が少し振るわなかったなという印象もします。スピードスケートはオランダ勢が圧倒的な強さを見せて、多くのメダルを獲得した一方で、日本チームはメダル無に終わってしまいました。この結果はこれからの選手育成に向けて大きな課題を残したようにも思えます。
