sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

特定秘密保護法案は本当に必要なの?

 今の臨時国会の大きな焦点になっている特定秘密保護法安。安部総理は日本の国益を守るために必要だと、改めて法案の可決を目指す方針のようですが、本当にこの法案、必要なのかなぁ~と疑問に感じている私です。国防や外交上の情報を漏らさないようにするのが目的であるといってますが、国が秘密情報としてしまえば、どんな情報も秘密にされてしまうわけで、国民に必要な情報が伝達されなくなるんじゃないかと思います。国民には知る権利というのがあるわけで、その権利を侵す危険性もはらんでいるように思いますし、情報が国の管理下におかれてしまうようになると、防衛・外交に関する情報がネットでも見られなくなってしまうわけで、どこかの国のように国にとって都合の悪い情報は削除されてしまうのではないかと思います。また、この法案が可決されると、取材活動にも大幅な制限が加えられるようになると思いますし、秘密を暴露したと判断されれば国家権力によって厳しく罰せられることもありうるわけです。
 これは、戦時中に可決された国家総動員法や、戦前に可決された治安維持法とよく似た性格を持っているようで、国の検閲が入り込む余地が残されている様な気がします。このような法案が可決されると、たとえば、福島原発で今何が起こっているのか、そういった情報も、防衛上の秘密にされてしまうと、被災された人に必要な情報が伝わらなくなる恐れもあります。それは、福島原発の状態が広く世界に知れ渡ってしまうと、テロリストの攻撃対象になる恐れがある。そういった懸念も出ています。私はこの法案は廃案に追い込むべきだと思いますが。