風立ちぬが大ヒット公開中の宮崎監督。アニメ映画に数多くの名作を残されてきた監督が引退されるということが大きく報じられていました。私は今朝の新聞でこの情報を知ったんですが、正直｢残念だな」と思いました。ルパン三世カリオストロの城・風の谷のナウシカ・天空の城ラピュタでは、冒険の楽しさ、となりのトトロや魔女の宅急便・紅の豚・もののけ姫・平成狸合戦ぽんぽこ・千と千尋の神隠し・ハウルの動く城や・崖の上のポニョなどでは独特の世界観でわれわれ映画を見る側を魅了し続けてきた宮崎監督の引退は、ある意味私にとっても衝撃的でした。今後スタジオジブリの監督は息子さんが担っていくのかもしれませんが、もっと宮崎監督の映画を見ていたかったなと思った私です。
でも、誰もがいつかはやってくる引退のとき。スポーツ選手では、まだまだやれるのにと思う選手が引退するときもあれば、現役にこだわって、ぼろぼろになるまで活躍して引退していく選手もいます。宮崎監督はどちらかといえばまだまだやれるタイプなのかなっていう気がします。でも、宮崎監督なりの引き際の美学みたいなのがあったのかもしれませんね。宮崎監督が残された功績は大きく、子供たちにも安心して見せられるアニメーションをたくさん見せてもらいました。そして何度見てもわくわくどきどきさせてくれる映画を今までありがとうございました。私はぜひ宮崎監督に国民栄誉賞を贈ってほしいと願っています。彼ほど国民にたくさんの夢や希望を与えてくれたアニメ映画監督はいないと思いますから。
