今日は世の中を震撼させた
地下鉄サリン事件が起こってから18年にあたる日です。
ラッシュアワーで込み合う地下鉄車内で猛毒の
神経ガスサリンをまくという前代未聞の凶悪事件でしたが、当初
サリンが使われているということが分からず、直接
サリンを吸い込んでしまったり、処分したりした人が犠牲になり、今も後遺症に苦しむ人がたくさんいます。
この事件は
オウム真理教が自分たちの教義を達成するために、無差別に人を殺傷するという恐ろしい事件でした。この事件は
麻原彰晃こと松本智津雄死刑囚が首謀した事件で、
サリンの精製、実行犯・送迎役を勤めた数多くの信者が逮捕されて、死刑判決が言い渡されて結審してますが、未だに被害者に対して謝罪の言葉も発しない
松本被告に対して被害者の感情は苛烈を極めると思います。何のために自分の愛する家族を奪われなければならなかったのか、自分が後遺症に苦しまなければならないのか、遺族や被害者はその目的が何だったのか、直接
松本死刑囚から聞きたいのではないかと思います。
それと、これは私の個人的な見解ですが、このような凶悪事件を起こした教団の信者で死刑が確定してから何年もたつものもいますが、なぜもっと迅速に刑の執行をしないのかという気もします。おととしの大
晦日に出頭してきた平田容疑者に対する証人尋問の必要もあるかと思いますが、直接かかわりのない
オウム真理教の死刑囚の刑の執行をためらうことはないと思います。
