sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

もうすぐ2年になりますね

2011年3月11日午後2時46分。突如襲った東日本大震災と巨大津波。あれからもうすぐ2年になろうとしています。この2年の間テレビや新聞などで被災地の様子が報道されてきましたが、被災地の現状は復興はまだまだ遠いというのが現実なのではないかと思います。特に福島原発周辺では復旧工事すら行われない状態にある地区も存在するわけで、被災された住民の方々のご苦労を思うといたたまれない気持ちになります。
 この前新聞で報道されていましたが、福島原発の近くで酪農を営んでおられた男性が、「福島原発事故さえなければ」という遺書を残して自殺して、奥様が東電を相手取って損害賠償を求める裁判を起こしたというニュースが掲載されてました。多くの人の人生を変えてしまった東日本大震災とそれによって発生した津波・そして津波をもろにかぶって制御不能になった福島原発地震津波は天災として仕方のない面もありますが、福島原発はあくまで人災です。この事故が起こるまで電力会社はあたかも原発はCO2を排出しない、何重にも安全対策が講じられた万能な発電システムであるかのように宣伝を繰り返していました。しかし、このような事故が起こって原発の危険性やもろさが露呈した瞬間こういったうたい文句はまるっきり聞かれなくなりました。
 しかし、私の住む山口県中国電力が上関原発を建設する姿勢を崩しておらず、中電の幹部はあの悲惨な事故からいったい何を学んだのかという疑問を私は感じます。上関に原発は要らないというのが私の思いです。
 南海トラフ震源とする巨大地震が発生した場合、山口県も無傷じゃいられません。瀬戸内海側を中心に大きな被害が出ることが予想されます。もしその時に上関原発が制御不能になったらどうするつもりなのでしょうか。福島で起こった悲劇を繰り返さないためにも、上関原発建設中止の決断を下してほしいと願っています。
 
 被害の大きかった東北地方の沿岸は今も被災した当時のままのところがたくさん残っているということです。そして、この大震災を後世に語り継いでいこうという取り組みも始まっています。仙台市に本社のあるタクシー会社が行っているのが、被災地をめぐって運転手さんがその当時の様子を語る、語り部タクシーの運行という取り組み。私も今度の夏休みに東北地方の復興の手助けに少しでも役に立てばと思い、東北地方を旅行する計画を立てています。そしてこのタクシーに乗って被災地の現状を息子と二人で見てこようと思っています。一番の復興の原動力はまず、今の状態を知るということだと思います。そして自分に何ができるのかということを考えるkとではないかと思います。私が旅をして被災地に落ちるお金は微々たる物かもしれませんが、少しでも復興のお手伝いができればと考えております。