今日の新聞に、2年前に飲酒運転による交通事故に巻き込まれて息子さんを亡くされたお母さんのことが掲載されてました。福岡県は全国でも飲酒運転が多く発生しているところで、県警や関係省庁も対策に全力を挙げて取り組んでいるところですが、あれほど飲酒運転は危険極まりない行為だということがわかっていながら、なくならないのでしょうか？
私は自動車会社に務めていることもあり、飲酒運転などの悪質な運転で摘発された場合は極めて重い処分を受けます。飲酒運転をすると間違いなく懲戒解雇処分が下されます。私は飲酒運転をしたら懲戒解雇処分を受けるからしないのではなく、飲酒運転をしてもし事故を起こしてしまったら、被害者に対してどんなにわびても済まされることじゃない、被害者やその家族に対してきわめて思い責任を背負わなければならない・会社や職場の同僚・家族にも多大な迷惑や損害を与える。そのことを考えるととても恐ろしくて飲酒運転なんかできません。
飲酒運転をする人って、これくらいは大丈夫。自分は酔ってない。前これくらい飲んでも大丈夫だったから今度も大丈夫だろうという安易な考えでしているのだろうと思いますが、酒を飲んだら絶対、どんな短距離であってもアルコールが抜けるまでは運転してはならない。そう思います。
これくらい大丈夫という安易な考えがもし事故を起こした場合、相手の人生を狂わせ、家族の人生を狂わせ、自分の人生までも狂わせてしまい取り返しのつかない結果を招くのです。絶対飲酒運転はしないで欲しい。私たちが一生懸命汗水流して作り上げた車を凶器に変えないで欲しい。それが自動車会社に勤める私の願いです。
先日ニュースで、飲酒運転の罰が重すぎるとして公務員の飲酒運転による処分が軽くなるような報道がされてましたが、ビール１杯位で懲戒免職が重過ぎる?普通の企業だったらビール１杯だろうが何杯飲もうが車を運転中に検問でアルコールが検出された時点で懲戒免職ですよ。これだから公務員は身内に甘いという批判が出るんじゃないですか？はっきりって一般企業に比べたら飲酒運転に対する認識がものすごく甘いです。明らかに一般常識とかけ離れてますね。
