2月1日にプロ野球12球団がいっせいに沖縄・宮崎でキャンプインしました。今年はピッチャーで注目の新人が多く、楽しみなキャンプインとなりました。まずタイガースの藤並投手は一群のキャンプでスタートを切り、ブルペン入りしてなかなかいいピッチングをしていたようです。昨季下位に低迷した投手陣の立て直しを図る和田監督にとって楽しみなピッチャーじゃないでしょうか。また、ソフトバンクの東浜投手も良いですねぇ。思いっきり投げ込む直球は威力がありそうです。ローテーションの一角に入り込んで活躍して欲しいです。またファイターズの大谷投手はピッチャーと内野手の二刀流を目指しているそうですが、私は岩手県大会で見せた160キロの豪速球を見てみたいです。内野手との二刀流ではなく、ピッチャーか内野手のどちらかに絞ったほうが良いような気もしますが。
一方ベテラン勢や移籍組みにも注目ですね。その中でも今期非常に注目したいのがオリックス。昨季は最下位に沈みましたが、日本ハムから糸井・八木選手、ソフトバンクから馬原投手・タイガースから平野選手等が移籍し、大幅なてこ入れを行った結果、ピッチャー人も野手陣も大幅な戦力強化に成功しました。今期は昨年以上に競った試合が多くなりそうでパリーグからは目が離せないですね。
またセリーグではDenaに注目です。というのも中日からブランコ選手・ソト投手が移籍し、こちらも昨年加わったラミレス選手とともに、長距離バッターがそろいましたからね、相手チームにとってはかつてのマシンガン打線のような手強い打線になったのではないでしょうか。もともと打線はいいチームなだけに、あとはピッチャーの防御率が上がれば確実に上位をうかがえるチームだと思うので、タイガースもベイスターズには警戒したほうがよさそうです。
一方でWBC代表候補の仕上がりも順調なようです。楽天の松井選手はセカンドの守備について軽い身のこなしを見せているほか、マー君もキャッチャーを座らせて力のこもった投球を披露するなど好調を維持しているほか、WBC日本代表のキャプテンに指名されているジャイアンツの阿部捕手はシドニー・北京ではメダルを逃す悔しさも国際大会の経験も豊富な上、あの強肩は相手チームにとってはとてもいやな存在ではないかと思います。また3回目の出場となる杉内投手も安定感は抜群なので、マー君とともにピッチャー人を引っ張っていって欲しいですね。また日ハムの中田選手も右の長距離砲として期待が集まってます。昨季の日本シリーズで見せたような豪快な一発は魅力ですね。これから日本代表侍ジャパンのメンバーが正式に決定しますが、代表選手には3連覇の夢を果たして欲しいです。
ただ、残念なのがタイガースから選出されている選手が少ないということですね。タイガースの各選手は金本・城島両選手が抜けた穴を埋める以上の気持ちでがんばらないと今年も下位に沈んでしまうぞ。正捕手をきっちりと決めて一年通して活躍できるような体制を早く確立して欲しいです。かつての矢野捕手のような選手が早く出現してくれないか。そんな期待をしてます。
