ここ最近、体罰や柔道女子日本代表で表面化した暴力事件など暗いニュースが世の中を駆け巡りましたが、久しぶりに明るいニュースを。
幕内通産32回の優勝を誇る昭和の大横綱大鵬こと納谷幸喜さんに国民栄誉賞を送ることを検討していることが菅官房長官によって明らかにされました。納谷さんは先月19日に亡くなりましたが、大相撲史上最多の幕内32回の優勝を成し遂げ、昭和の高度成長時代を象徴する存在として、｢巨人・大鵬・卵焼き」の言葉に代表されるように、相撲界だけでなく多くの国民に愛され、社会に明るい希望と勇気をあたえたと述べました。
私は大鵬こと納谷さんの現役時代のことはよく知りませんが、部類の強さを誇ったということはよく聞いてます。その強さは戦時中の過酷な肉体労働で培われたものだと知り、そのハングリー精神が大横綱に成長させたのではないかと思います。今は大相撲会はモンゴル出身力士が全盛を誇っていますが、横綱大鵬としては、早く日本人横綱の誕生をと願っているのではないかと思います。
彼が逝去されて、また昭和がひとつ遠くなってしまいましたね。国民栄誉賞の受賞おめでとうございます。そして安らかにお眠りくださいご冥福をお祈りいたします。
