sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

私の人生回顧録統一教会編

 箱根に到着して3日目は富士五湖方面へのドライブ。箱根に到着して以来、晴れていても富士山山頂に雲がかかっていたり、霧がかかったりして、なかなか富士山の姿を見ることができないでいた私たちですが、この日も晴れてはいましたが、富士山のほうには雲がかかっており、見られずじまいでした。
 朝、9時ごろ宿舎を出発して、乙女峠を越えて御殿場市内に入った後、富士五湖目指して、山梨県に向かいました。まず向かったのが本栖湖。この付近まで来ると、富士山が大きく見えるはずなんですが、相変わらず富士山は雲の中。なかなか姿を見せてくれません。でも、本栖湖の水は非常に澄んでいて綺麗でした。そのあと、精進湖や河口湖を見て回りました。ただ、子供たちには富士山を見せてやることができませんでした。富士五湖周辺を見て回って、次に向かったのが白糸の滝。ここは富士山に降った雨や雪が、伏流水となって湧き出しているところで、滝の上部に川はありません。本当に白糸を垂らしたような、繊細な流れについ見とれてしまいました。子供たちも滝の放つマイナスイオンと、冷気に癒されたようでした。そして柿田川に向かって、清流の流れをしばし眺めていました。そしてあちこち見て回っていたら2時を過ぎており、おなかがすいたということで、何が食べたいか元嫁に聞くと、「なんでもいい」と言います。この何でもいい。実に厄介な言葉で、何でもいいのなら近くのお店で食べようということになり、子供たちも「おなかがすいた~」というので、車を走らせていると、国道沿いに一軒のお店を見つけたので、ここで食べようということになり、車を停めてお店の中に入ろうとすると、元嫁が「ここで食べるン?なんかあまりおいしそうじゃないじゃん」というので私は「なんでもいいって言ったろうが。いちいち口出するんじゃねぇ」といって、子供たちとお店の中へ。お店の中は大衆食堂といった感じで、メニューもごくありふれたものばかりでした。でも入った以上は注文して食事をして、値段もまぁ、こんなものかぁという感じでした。元嫁としては「なんでもいいって言ったら、本当に適当なところに入りやがった」という感じだったんでしょうね。「なんであんな不味いところに入らんといけんのんよ。全然美味しくなかったじゃん」というので、「なんでもいいって言ったやつが文句を言うな」などと私が返したものですから、再び非難の応酬。「一体はるばる箱根にまでやってきて、なんで俺たちはいがみ合わなければならないんだ」そう思ってました。いい加減元嫁との言い争いにもつけれてきたので、私が「明日からはお前がすべて計画を立てて、お前が車を運転してやってくれ。俺はもう、お前との諍いに疲れた。もうお前との言い争いにはうんざりじゃ」というと、流石に元嫁も黙って聞いていました。元嫁は地理に疎く、車の運転はへたくそ、なので計画を立ててやってくれって言われてもできないというのが、自分でもよくわかっていたんでしょう。私の言うことを聞かないと家に帰るにも帰れないということで、この日はおとなしく私の言うことを聞いていました。
 そして宿舎につくと、夕食を済ませて箱根のお土産が売られているところへ行ってみました。箱根名物の黒卵やいろいろなお土産が売られていました。お土産の品定めをしていると、元嫁の携帯に着信が。私が一足先に元嫁の携帯を奪い取り、かけてきた相手を確認すると統一教会の奴らからでした。渡すが出ると、相手も驚いた様子で「あのぉ~。智子さんはいらっしゃいますか?」というので「いるけど何の用か?」と聞くと「智子さんと少しお話がありまして…」というので、私は「俺たちはてめぇらに話すことなんて何もねーよ。二度とかけてくんな」と言って電話を切りました。その態度に腹を立てた元嫁が「なんで一方的に電話を切るんよ。何か大事な用事があったのかもしれんじゃない」というので「あいつらには何の用もない」と言ってそれっきり、元嫁とは口も利かないまま、風呂に入って箱根での夜は更けていったのでした。