今月14日に東京都足立区の区立小学校で小学4年生の男児が同級生から殴る・蹴る等の暴行を受けて、脳内出血で意識不明の状態が続いている事件で、教育委員会はこの事件の加害者を児童相談所に傷害で通告することを決定しました。この加害者の児童と被害者の児童との間には、以前にも喧嘩などのトラブルがあったそうで、引き続きこの事件の詳しいいきさつを調べる方針だそうです。
この事件で被害者の9歳の男子児童はいまも意識不明の危険な状態が続いているということで、予断を許さない状況だそうです。
この事件、熊本地震の陰に隠れてあまり大きく取り上げられることがありませんでしたが、こういう出来事も、子供を育てている大人としてチェックしていく必要があるように思います。被害者はいじめにもあっていたという情報もあり、加害児童との間にどのような因果関係があったのか、詳しく調べてもらいたいと思います。もし仮に被害者の男子児童が息を引き取るようなことがあったら、加害者の児童は9歳にして人を殺したという重い十字架を背負って生きて行かなくてはならなくなります。このようなことを繰り返さないためにも、子供たちには人の命は一つしかないんだということ・一度失われた命は二度と帰っては来ないんだということをしっかりと伝えていく必要があると感じた私です。
