13日間にわたって熱戦が繰り広げられた85回記念選抜高校野球大会の決勝が甲子園球場で行われ、埼玉の浦和学院が愛媛の済美高校に17-1で勝って初優勝を遂げて幕を下ろしました。済美の安楽投手は2回戦から決勝戦の6回までひとりで投げ抜いて、投球数は772球。決勝戦では疲れもあったのでしょう、6回で降板となりましたが、今大会屈指の好投手だったと思います。ただ、相手の隙を逃さず物にした浦和学院の選手がほんの少し上回っていただけでしょう。そして浦和学院の小島投手も決勝戦で見事な完投勝利を挙げてナイスピッチングを披露してましたね。結果は決勝戦では大差がついてしまいましたが、両投手ともまだ2年生。夏の大会や来年に向けての活躍が楽しみです。
今大会の最大の注目は昨年春･夏を連覇した大阪桐蔭高校の史上初の3連覇なるかでしたが、その連覇を阻んだ県立岐阜商業の活躍も見事でしたし、今大会は東北勢の活躍も見事でした。今後夏に向けて各チームとも練習に励むと思いますが、初の東北勢の優勝なるか、また大阪出身の私は大阪からどの高校が出場するのか、山口の代表はどこの高校になるのか楽しみにしたいと思います。
選抜高校野球に出場した選手の皆さんお疲れ様でした。今度は夏に向けて練習に励んでください。
