まずは前回の答え合わせからです。前回は太陽系の外側を公転する天王星と海王星は、何故青い色をしているのか?という問題でしたが、答えは大気中のメタンガスが紅い光を吸収して、青い光だけが見えているからでした。太陽から遠く離れたところでも、メタンは固体にならずに存在できるため、このような現象が起こっています。まだまだ太陽系の外延部にあるこの二つの惑星は、ボイジャーが訪れて以来、探査が行われていないため、謎が数多く残されており、今後の詳しい探査が待たれます。
では今回の問題。今回は人物名を当ててください。
鎌倉時代に日本に、二度にわたって攻め込んできた元(今の中国)。これを蒙古襲来とも言います。13世紀、アジアから中東、ヨーロッパにかけて勢力を伸ばしたモンゴル帝国の皇帝は、国を元と改め、1268(文永5)年、日本に対して服従を求めましたが、鎌倉幕府の執権北条時宗はこれを断り、1274年、元は大群で北九州に攻め込んできましたが、嵐に遭い撤退。これを文永の役と言います。さらに1281年(弘安4年）には14万人の大群で再び九州に攻め込んできましたが、日本軍は守りを固めて元軍の上陸を阻みました。さらにこの時も嵐に遭い、元軍は大打撃を受けて撤退しました。これを弘安の役と言います。では、この元寇と呼ばれる事件を起こした時のモンゴル帝国の皇帝のは一体誰でしょう？フルネームでお答えください。
