アテネオリンピックからリオデジャネイロオリンピックまで女子レスリング57キログラム級で4連覇を達成し、国民栄誉賞にも輝いた伊調馨選手、今月頭に行われた、世界選手権代表を争った川井梨沙子選手とのプレーオフで、僅差で敗れて世界選手権代表の道を閉ざされ、川井選手が世界選手権でメダルを獲得すれば、その時点で東京オリンピック代表に内定して、伊調選手の東京オリンピック出場の道は完全に閉ざされてしまいます。伊調選手としては、東京オリンピックへの道が完全に閉ざされた時点での引退を決めたようで、引退後は指導者としての道を歩むことになるとか。
伊調選手を巡っては、リオデジャネイロオリンピック以降、元指導者からのハラスメント問題などでゴタゴタした時期があって、なかなか練習に集中できない時期があったのも大きかったのかなと思います。スポーツ選手であれば、いつかは訪れる第一線からの引退。レスリング界でも若い選手がどんどん伸びてきていますからね。次の世代を担う選手を育てていってほしいなと思います。
私としては、リオデジャネイロオリンピックで、残り数秒で逆転した決勝戦の試合が一番強く印象に残ってますね。
