ルパン三世でおなじみのモンキー・パンチ(本名加藤一彦)さんが誤嚥性肺炎のため11日に亡くなりました。葬儀は近親者のみで営まれたそうです。後日偲ぶ会を開く予定だそうです。モンキー・パンチさんは北海道浜中町出身で、高校卒業後に上京し、1965年にデビュー。67年に漫画アクションで「ルパン三世」の連載を開始し、71年にはテレビ放送がスタート。主人公のルパン三世に次元大介、峰不二子、銭形警部と言った登場人物を中心にコミカルなストーリーを展開して、人気を博しています。79年には劇場版「カリオストロの城」を公開。テレビ特番や映画作品が作り続けられ、世代を越えて人気があります。
同年代の漫画家、松本零士さんは『現代の日本の漫画の基礎を確立した大切な一因でした。残念です』とコメントしています。
ルパンに相棒である次元大介役の小林清志さんは「山田康雄・納谷悟朗・増山江威子・井上真樹夫。みんな加藤和彦の想像したルパン三世の世界に生きてきた戦友たちでした。そう少しこのめくるめくルパン三世の世界で遊ばせておいてください」、不二子役の増山江威子さんは「役者は作品との出会いがすべて。私の財産となった「峰不二子」に出逢えたこと、モンキー・パンチ先生に感謝しています。とコメントしました。
また一人日本を代表する漫画家が旅立っていかれましたね…。ルパン三世が世に発表されてから52年。半世紀にわたって愛され続けるルパンは、ひょうひょうとした性格と、華麗なまでにミッションを遂行するんですけど、不二子にはいいようにやられてしまうなど、女には弱い一面を見せるなど、どことなく憎めないキャラですよね。私は小さいころからルパン三世を見て育った世代ですので、リアルタイムではないんですが、テレビシリーズの一番最初から見てましたよ。
また、ルパンに登場する車は、実車が忠実に描かれており、車好きにとってもたまらない作品ですよね。今後はお弟子さんが引き継いでいかれると思いますが、モンキーパンチさんのオリジナル作品が見られなくなるというのは残念ですね。私としてはルパン三世とシティーハンター(エンジェルハート)とのコラボを見てみたいですね…。
モンキーパンチさん、楽しい作品をありがとうございました、どうぞ安らかにお眠りください。ご冥福をお祈り申し上げます。