いよいよ今月16日に迫った、春のダイヤ改正。各地で列車の発車時刻の修正や行き先の変更などが行われます。このダイヤ改正で大きな話題を呼んだと言えば、中央東線のあずさ関連でしょうか。速達化と引き換えに長野県内の停車駅が大幅に整理されて、停車していた列車が停車しなくなるということで、地元観光協会や財界が懸念を表明しています。そして、問題のページを時刻表で眺めてみると、本当に思いっきり途中停車駅を減らした列車が増えたなぁって感じがします。地元としては特急が停車するということを前提に観光客誘致や企業誘致を進めてきただけに、地元経済に与える影響は大きいと思います。
それから、私の地元の広島支社管内のダイヤ改正を見てみても、山陽本線の糸崎～岩国間と呉線、可部線の列車がすべて227系電車に置き換わり、山陽本線を使って東西に移動する際は糸崎か三原と岩国で乗り換える必要があり、長距離を走る列車はなくなりました。恐らく山口県内には、まだ状態のいい113系や115系電車が転属してくると思いますが、私としては山口県内にも227系電車を投入してほしいなと思いますね。と言うのも、山陽本線を走る列車は昼間でも4両編成が主体となっていますが、4両だと完全に供給過剰な状態になっており、4両編成が必要なのは、朝夕のラッシュ時間帯くらいなものです。227系電車だと3両編成が一編成ですので、適正な輸送力になるのではないかと思います。まぁ、県内の山陽本線は広島地区に比べて利用者が少ないので、新車を投入する余裕がないのかもしれませんが…。なんか、山口県内の列車が冷遇されているような、そんな気がします…。ディーゼルカーもキハ120や特急スーパーおき用の187系を除くと、国鉄時代に製造されたキハ40・47系が今もって主力ですからね…。
